壊れても、
止まらない。
独立分散型クラスター × スマート充放電管理。
次世代の高可用性・無人貸出インフラ「Kobitto」。
What is Kobitto?
産業用汎用部品 × 市販ロッカー
× 現地アセンブリ
Kobitto(コビット)は、産業用汎用部品と市販ロッカーを組み合わせ、現地で組み上げる「自律分散型・ノートPC自動貸出システム」です。
巨大な専用機を導入するのではなく、汎用的なロッカーに「知能(制御ユニット)」と「心臓(ロック機構)」を組み込むことで、高機能な無人貸出インフラを構築します。
Key Features
PCの管理・貸出業務を、これ1台で完全自動化。
Kobittoは、管理者の手を煩わせることなく、セキュアで確実な貸出環境を提供します。
貸出・返却の無人化
Fully Automated
「借りたい時にすぐ借りる」を実現。
鍵の受け渡しや、紙の管理簿への記入は一切不要。24時間365日、無人で運用可能です。
ロッカー内で常時充電
Smart Charging
保管中は自動的に急速充電。
次に借りるユーザーには、常にバッテリーが充電されたPCを提供します。
ICカードでワンタッチ
IC Card Auth
お手持ちの学生証(ICカード)をリーダーにかざすだけで認証完了。新たなカードを発行する必要がなく、スムーズに導入できます。
二要素認証対応
Enhanced Security
「学生証 + 暗証番号(PIN)」の設定が可能。
万が一カードを紛失しても、他人に勝手に使われるリスク(なりすまし)を防ぎます。
Philosophy
「現場の悲鳴」から辿り着いた、
ひとつの真実。
Farland代表は5年以上、教育現場でPCロッカーの運用に携わってきました。
そこで直面したのは、カタログスペックとは裏腹の泥臭い現実でした。
「また故障中?」「修理に3ヶ月?」「保守費が高すぎる...」
私たちはある結論に達しました。
「機械である以上、必ず壊れる。だから『壊れない機械』を目指すのではなく、『壊れても止まらない仕組み』を作る」
Kobittoは、このリアリズム(現実主義)に基づいて設計された、唯一のロッカーです。
The Identity
「現地組み立てモデル」という、
合理的選択。
工場で完成させてから運ぶのではなく、「部品(モジュール)」として持ち込み、
現場で組み上げて完成させる。それがKobittoのスタイルです。
なぜ「現地組み立て」なのか?
コスト削減 (Cost Reduction)
巨大な鉄箱(筐体)を輸送するコストをカット。搬入経路の制約も受けないため、導入コストと設置のハードルが劇的に下がります。
メンテナンス性 (Maintainability)
構造がブラックボックス化されません。中身が明確なため、特定のメーカーエンジニアに依存せず、迅速な保守が可能になります。
構成要素 (Components)
持ち込むのは、厳選されたユニットのみ。
-
頭脳 (Brain) 汎用PCによる分散クラスターユニット
-
心臓部 (Heart) ソレノイドロック、各種センサー
-
筐体 (Body) 現地ロッカー or 市販ロッカー
The Promise
止まらない。待たせない。悩ませない。
絶対停止しない
Zero Downtime独立分散クラスター構成により、単一障害点(SPOF)を排除。「1台の故障」がシステム全体の死を招きません。一部が壊れても、サービスは動き続けます。
スマートな運用
Smart Operation「充電時間最大化アルゴリズム」と「接続忘れ防止センサー」を搭載。管理者が介在せずとも、常にベストコンディションのPCを利用者に提供します。
圧倒的コスパ
Best Value「産業用汎用部品」×「現地組み立て」モデル。イニシャルコストを劇的に下げつつ、故障時もAmazon等で買える部品で即座に復旧可能です。
User Journey
利用者の迷いを無くす、直感的な操作フロー。
貸出 (Borrow)
- ユーザは学生証をリーダーにかざす。
(自動的に貸出処理が開始) - ※必要に応じて暗証番号を入力(オプション)。
- システムがアルゴリズムに基づき、最も長い時間充電されたPCの扉を自動解錠。
- ユーザはノートPCを取り出し、扉を閉める(オートロック)。
返却 (Return)
- ユーザはノートPCの天板にあるQRコードをリーダーにかざす。
(自動的に返却処理が開始) - システムが個体を認識し、空いているボックスを解錠。
- ユーザはノートPCを収納し、充電ケーブルを接続する。
- ユーザは扉を閉める。
検知・完了 (Safety Check)
- 充電ケーブルに電流が流れたことをセンサーが検知。
- 「扉が閉まっている」かつ「充電電流が流れている」場合のみ、返却完了処理を実行(オートロック)。
Technical Advantage
Kobittoの信頼性を支える、7つの技術的特徴。
Current Detection
なぜ「電流検知」なのか?
ソフトウェアに頼らない、物理的な確実性。
Kobittoは、あえてハイテクなソフト連携ではなく、アナログで堅実な「電流検知」を採用しています。
1. 「充電漏れ」を物理的に阻止:
プラグの差し込みが甘い場合や、断線している場合は電流が流れません。「ケーブルがささっているフリ」を見逃さず、確実に通電するまで返却完了とみなさないため、次の利用者への充電漏れを100%防ぎます。
2. 持ち去り防止の「2段階ロック」:
「QRコード読み取り(個体確認)」と「ケーブル接続(存在確認)」の2つが揃って初めて返却完了となります。
3. 圧倒的な耐障害性:
「USB通信による残量検知」は、OSのドライバ相性やフリーズ等の障害頻度が高い機能です。Kobittoは「電気が流れているか」という単純な物理現象のみを監視するため、故障率が極めて低いです。
The Logic
スマート貸出アルゴリズム
常に「最も元気なPC」を選んで貸し出す仕組み。
Kobittoは、単に順番に扉を開けているわけではありません。
選定ロジック:Longest Charge & Wear Leveling
「最後に返却された日時」が最も古いボックスを優先的に貸し出します。
充電時間の確保: 庫内に滞在している時間が一番長いPCを選ぶため、ユーザーには常にバッテリー残量が最も多いPCを提供できます。
使用頻度の平準化: 特定のボックスやPCばかりが使われるのを防ぎ、バッテリー劣化や扉機構(ラッチ・バネ)の摩耗を均等に分散。ハードウェア寿命を延ばします。
Architecture
独立分散クラスター
潜水艦の隔壁構造。一部が止まっても、システムは沈まない。
【共倒れしない強靭な設計】
分散制御: 数ボックスごとに1台の制御PC(クラスター)を配置。それぞれが独立したEthernetリレーを制御します。
影響の局所化: もし制御PC「A」が故障しても、止まるのはその数ボックスのみ。他のPCが担当するエリアや、リーダー機能は生き続けるため、サービス自体は継続可能。従来製品のような「基板1枚の故障で30台全てが使用不能」というリスクをゼロにしました。
Recovery & Data
メンテナンスとデータ管理
専門知識不要。「交換してコピペ」で復旧完了。
【透明性の高い運用】
データ管理: ユーザー情報、貸出履歴、マスタは全て暗号化されたテキストファイル(JSON)で管理。
復旧プロセス: 故障したPCを予備の汎用PC(Amazon等で調達可能)に交換。バックアップしておいたJSONデータをコピペ。LANケーブルを接続すれば、即座にクラスターへ自動参加・同期完了。
ブラックボックス化した専用修理ツールや、メーカーエンジニアの派遣待ちは不要です。
Quality & Safety
ハードウェア品質と安全性
信頼性は「日本」、コストは「グローバル」。
信頼性が求められる部分には日本メーカー品を採用し、その他はコストパフォーマンスに優れた汎用品を使用する「ハイブリッド構成」です。
電源 (Power): コーセル (COSEL) - 日本製。産業機器の信頼性を担保。
ロック (Lock): タキゲン (TAKIGEN) - 日本製。自動販売機等で実績のある堅牢なソレノイド。
制御 (Brain): 汎用Mini PC & Modbusリレー - 調達容易性とコストダウンを実現。
安全設計: 現地組み立て方式を採用することでPSE法を適法にクリアしつつ、強電・弱電の分離やユニット化により安全性を担保。
Generic PC
なぜ「汎用Windows PC」なのか?
セキュリティと調達性を極めた、戦略的選択。
あえて「普通のPC」と「普通のOS」を使うこと。それが、長期的な運用における最大のリスクヘッジになります。
1. OSに「Windows 11 Pro」を採用: 世界標準のWindowsを採用し、Windows Updateにより最新のセキュリティパッチを即座に適用可能。独自の基板やファームウェアにありがちな「脆弱性の放置」リスクをゼロにします。
2. 産業グレードの堅牢性: ラズベリーパイ等のシングルボードコンピュータは、静電気や電源ノイズに弱く、現場での故障率が高い傾向にあります。Kobittoは、筐体に守られた完成品のMini PCを使用するため、電気的・物理的な耐久性が段違いです。
3. 「入手性」こそが最強の保守: メーカーを問いません。数年後に同じPCが廃番になっても、その時売っている最新のPCで代用可能です。
Custom Software
オーダーメイド開発
貴社の運用ルールに、Kobittoが合わせます。
既存のパッケージ製品に合わせて、現場の運用を変える必要はありません。Kobittoは、個々のお客様のご要望を取り入れた状態でリリースする「オーダーメイド型」のシステムです。
1. 要望を反映したリリース (Tailored Release): 「認証画面で独自の警告文を出したい」「返却時のチェックフローを追加したい」。開発会社直結だからこそ、こうした細かな要望をシステムに実装してから納品します。現場の運用フローを変えるストレスがありません。
2. 導入後も進化する柔軟性 (Agile Updates): 運用開始後に「やっぱりこうしたい」という変更要望が出ても安心です。リモートまたはオンサイトでのソフトウェア更新により、業務の変化に合わせてシステムを柔軟に成長させることができます。
Service Plans & FAQ
導入・保守から、よくある質問まで。
リモートプラン
トラブルが少なく、コストを抑えて運用したい拠点向け。
- メール・リモート対応
- オンサイト出張:年5回まで
オンサイトプラン
定期的な点検や、不安を解消したい標準的なプラン。
- メール・リモート対応
- オンサイト出張:年12回まで (月1回目安)
プレミアムプラン
頻繁なケアが必要な大規模運用や、即応性を求める方へ。
- メール・リモート対応
- オンサイト出張:年24回まで (月2回目安)
Comparison
| 項目 | 一般的な自動ロッカー | Kobitto |
|---|---|---|
| 初期費用 | 高額 (専用筐体・開発費) | 低コスト (市販ロッカー・汎用部品) |
| 保守部品 | メーカー独占 (高額・納期遅) | 汎用部品 (Amazon等で即納・安価) |
| 復旧速度 | 部品待ち数週間〜数ヶ月 | 汎用PC交換で即日復旧 |
| 充電管理 | 挿したフリを検知できない | 電流検知で確実に満充電 |
| OS・セキュリティ | ブラックボックス (脆弱性放置) | Windows 11 Pro (最新パッチ適用) |
| 拡張性 | 固定仕様・変更困難 | オーダーメイドで柔軟に変更 |
| データ管理 | 独自DB (見えない・移行困難) | テキスト管理 (透明性・移行容易) |
FAQ
- Q. バッテリー残量(%)を確認できないのですか?
- A. あえて「確認しない」設計にしています。USB通信による残量取得はトラブルの元です。「止まらない」を最優先し、物理的な電流検知を採用しました。
- Q. セキュリティは大丈夫ですか?
- A. 屋内利用には十分です。銀行ATMのような破壊耐性はありませんが、一般的なオフィスロッカーと同等の強度は確保しています。
The Solution
現場を知るからこそ作れた、現場のためのロッカー。
Kobittoは、機械を売るだけの製品ではありません。
「止まらない」「待たせない」「悩ませない」という、快適な貸出業務体験そのものを提供するソリューションです。
あなたの学校・オフィスに、最強のBCP対策を備えた貸出インフラを。